top of page

国際大会ルール

競技の公平性と安全性を守るための基準

国際大会競技規則

ブラインドラグビー国際大会2026において適用される主要な競技ルールと、視覚障害者スポーツとしての公平性を保つための規定を解説します。

01. 攻守交代の条件

・ダミーハーフがタッチされた時。

・6回タッチが行われた時。

 

以下三項目追加。

・ダミーハーフがトライライン上もしくはトライエリア内でボールを置き、ボールか

ら手を離した時。

・ボールキャリアの足がサイドラインに触れた、もしくはラインを割った時。

・パスされたボールがどこにも触れずにサイドラインを割った時。

02. 攻守交代時のロールボールの再開について

・タッチされた場所(マーク)から開始する。

→タッチされた場所(マーク)もしくはサイドラインと平行な自陣側から開始する。

 

・攻撃側のトライラインに肩を平行にする。

→攻撃側のトライラインに肩を平行にする。平行でない場合はノットストレートとなる。

 

・時間をかけずに両足の間からボールを地面に置く。

・ダミーハーフはしっかりとボールを取り、遅れが生じないようにプレイを再開させなければならない。(審判の裁量で3秒以内)。

 

以下1項目追加

・審判のアウトコールによってオフサイドラインが消滅する。

・審判はロールボール時に、選手達にタッチ回数を呼びかける。

・守備側の選手はロールボールの地点から5メートル、もしくは自陣トライラインま

で後退しなければならない。

・タッチ位置を通り過ぎてしまった場合は、元のマークまで戻ってからプレーしなければならない。(審判がサポート)。

・足などにボールが当たり、ボールがマークからこぼれた時はマークに戻り再開す

る。

・守備側の選手の足などに当たって攻撃側のプレーが妨害された時はオフサイドとな

りペナルティキックでの再開となる。

03. タッチについて

・タッチは攻撃側、守備側どちら側からのタッチでも成立する。

・タッチは片手で行わなければならない。

→タッチは片手または両手で行わなければならない。

・タッチはボールキャリアの肩から膝の間、もしくはボールや衣服でも成立する。

→タッチはボールキャリアの肩から下、もしくはボールや衣服でも成立する。

・6回タッチが成立すると相手ボールになる。

・攻撃側が保持しているボールを叩いてプレーを妨げた場合は、再度6回の攻撃権が

与えられ、ロールボールでの再開となる。

→・攻撃側が保持しているボールを叩いてプレーを妨げた場合は、再度6回の攻撃権

が与えられ、ペナルティキックでの再開となる。

・審判はタッチの最終判断者であるが、守備側選手はスポーツマンシップに則り誠実

に「タッチ」を申告することが求められる。

虚偽の申告をした場合はアンスポーツマンシップとみなされ、相手側のペナルティ

キックで再開する。審判は該当選手に強制交代を命じ、その選手はその試合に復帰

できない。

04. ペナルティとなる反則

・必要以上の力でタッチを行うハードタッチ。

・ボールキャリアに触れていないのにタッチを申告する。

・ロールボール時の5メートルオフサイド。

・タップキック時の10メートルオフサイド。

・遅延行為。・妨害行為。

・危険な行為。

・不正行為。

・審判や相手選手への暴言や侮辱行為、反則の繰り返しなどは退場処分となる。

・イエローカードは3分間の一時退場、レッドカードは完全退場となり、当該試合に

は復帰できない。

以下3項目追加。

・ハードチャージ。

・ノットストレート。

・故意のノックオン。

05. タップキックについて

・ペナルティがあった場合、キックオフ時。

・ボールはマーク上に置く。

・ボールは両手から離れていなければならない。

・ボールを片足で蹴る。その際1メートルを超えて蹴ってはならない。

・蹴った後はしっかりとボールを拾い上げる。

・守備側の選手はマークから10メートルもしくは自陣トライラインまで後退しなけれ

ばならない。

06. スクラムについて

・ボールを前に投げた際の再開方法とする。

・各チームから3名の選手がお互いにバインドし、マーク上で正対する。

・また押し合ってはならない。

→審判のコールでセットするが、押し合ってはならない。

・攻撃側のダミーハーフがスクラムの中にボールを入れ、後方からボールを拾い上げ

る事でプレイが再開される。

・守備側はスクラムの最後尾から自陣側に5メートル離れなければならず、守備側ダ

ミーハーフはスクラムの後方1メートルに位置するが、スクラムの幅を超えてはいけ

ない。

以下一項目追加。

・スクラムを組んだ選手は、相手を掴んでプレーを妨げることはできない。

・5メートルライン内でフォワードパスが起こったときは、5メートルライン上でスクラムを行う。

07.トライについて

・ボールがトライラインを超えた瞬間に得点となる。

選手の危険を避けるため、審判は即座に笛を吹きトライを知らせる必要がある。

・ボールをトライライン上、もしくはトライエリア内に置かなければならない。

・ボールを手とトライエリアの地面で挟むことで成立する。

・ダミーハーフはトライができない。

・ダミーハーフがボールをトライエリアにおいた場合はタッチカウントを取り、5メ

ートルライン上からの再開とする。

・ボールのグラウンディングトライと同時にタッチが起こった場合はタッチを優先す

る。

・トライが認められると1点が加算される。

08.勝敗の決定

・得点が多いチームの勝利。

・引き分けの場合は最初にトライを取ったチームの勝利。

・現段階では、無得点引き分けの場合は抽選で勝者を決定する。

09.選手

・各チームは7人制でプレーする。

※現段階では控え選手の人数制限なし。

・選手交代(ローテーション交代)はスクラム時に自由に行う事ができる。

・攻撃権を持つチームはプレー中断時にいつでも交代ができる。

・コーチ、ゲームキャプテンもしくはそれに準ずる選手がその旨を審判に伝える。

以下1項目追加。

フィールドで8名以上の選手が同時にプレーしたことが判明した場合、ペナルティと

なり、そのチームは3分間6名でプレーしなければならない。

10.グラウンド・プレイエリアの大きさは縦70メートル横50メートル

→プレイエリアの大きさは、縦70メートル・横50メートルを基本とする。

・サイドライン、トライライン、5メートルライン、(トライラインからフィールド

内に5メートルの平行線)、センターライン、トライエリアを設置する。

・サイドライン、トライライン、5メートルライン、(トライラインからフィールド

内に5メートルの平行線)、センターラインを設置する。

11.試合時間

・試合は前半・後半それぞれ10分間、5分のハーフタイムで行う。

・延長戦は行わない。

以下一項目追加。

・怪我や不慮の事故、悪天候など場合、審判は試合時間を調整する権利を有する。

12.パス

・すべてのパスは横または後ろ方向に出さなければならない。

以下2項目追加。

・パスされたボールが守備側の選手に当たってボールが地面に落ちた場合は、再度6

回の攻撃権が与えられ、ロールボールで再開される。

・上記の状況で、パサーが故意に相手に当てたと判断された場合、攻撃権が移り、ロ

ールボールで再開される。

13.ボールアンコントロールド

・攻撃チームがボールを落とす、またはボールが地面に触れた場合、それは1タッチ

としてカウントされる。

→・攻撃チームがボールを落とす、またはボールが地面に触れる、ボールを持った選

手がサイドラインを踏む、もしくは外に出た場合、それは1タッチとしてカウントさ

れる。

・プレイヤーがボールを落とした場合はその地点、パスが誰にも触れずに地面に落ち

た場合には、ボールが落ちた地点でロールボールで再開する。

1カウントとなる。

14.オフサイド

・ダミーハーフがボールを拾い上げた時点で、守備側はオフサイドラインから前進で

きる。

・審判が示すオフサイドラインまで戻らずにプレーを行なってはならない。

・審判は守備側のオフサイドライン上に素早く移動し、守備側の選手達にオフサイド

ラインを示す必要がある。・ボールが適切な時間内にプレーされなかった場合はオフ

サイドラインは解消される。

15.  5メートルライン

・トライラインからフィールド側5メートル地点に平行な線を5メートルラインと呼ぶ

・攻撃チームが5メートルラインとトライラインの間でタッチされた場合、ボールを

持って5メートルラインまで下がり、そこから再開する事ができる。

・トライエリア内でのタッチや、ボールキャリアがデッドボールラインを超えた場合

は5メートルライン上からロールボールで再開する。

16.インターセプト

・インターセプトが成功した場合、次に行われるタッチはカウントされない。

・インターセプトの際、ボールを故意に叩いた場合はペナルティとなり、相手ボール

のタップキックで再開される。

17.危険なプレー

・強すぎるタッチ(ハードタッチ)や肩から強く当たる(ハードチャージ)行為など

の怪我に繋がる行為や、反則のくり返し、審判への不服行為、その他侮辱行為などが

あった場合、ペナルティとなり、場合によっては該当選手は強制交代となり、その選

手はその試合に復帰できない。

18.ゴール前ディフェンス

・守備側は、自陣ゴール前でのディフェンス時に全員が必ず前進しなければならな

い。

・前進しない、もしくはタッチが行われる前に後退するなどの行為があった場合、5

メートルライン上の任意の地点から攻撃側のペナルティキックで再開される。

19.サイドライン

・ボールが地面につかず直接タッチライン外に出た場合、または

ボールを持った選手がラインを踏む、もしくはライン外に出た場合、タッチラインから5メートル内側で相手側がロールボールで再開する。

20.キック

・足を使用するプレーはタップキックのみで、オープンプレーでは足でボールを蹴っ

たり止めたりする行為は禁止。相手チームのタップキックで再開する。

→足を使用するプレーはタップキックのみで、オープンプレーでは故意に足でボール

を蹴ったり止めたりする行為は禁止。相手チームのタップキックで再開する。

21.ゴールポスト

​ゴールポストの設置は衝突などの危険性を孕むので、安全面を考慮して設置しないものとする。

22.ダイビング

・故意のダイビングは、攻撃側、守備側に関わらず、いかなる時も禁止とする。危険

なプレーとし相手ボールのペナルティキック再開とする。

→故意の5メートルエリア、ゴールエリア内でのダイビングは、攻撃側、守備側に関

わらず禁止とする。危険なプレーとし相手ボールのペナルティキック再開とする。

23.怪我や事故

・プレー中に怪我人が出た場合、試合に支障がなければ審判は試合を続行する事が

できる。

・激しい接触や、深刻な事態だと判断した場合は如何なる状況でも試合を止める事が

出来る。

・運営側は事前に、医療従事者の手配、近隣の医療機関のリサーチなどを行い、怪

我人に対して迅速な処置を取る責任を有する。

・スポーツ傷害保険に加入できていない選手は試合に出場する権利を有しない。

24.服装

・全選手は安全のため、爪は短く切り揃え、マウスガードを着用する。

・肌を守るためのインナーの着用は自由とするが、ガラス、金属類を身につけてはな

らない。・ヘッドギアの着用は任意だが、硬いつばの着いた帽子や金属製のスパイク

は禁止とする。

・結婚指輪や、プラスティック製スポーツ用の眼鏡、身体機能の維持の為に必要な物

などは着用可とする。

行動規範

国際大会におけるプレイヤーの行動規範は、スポーツマンシップの真髄を体現するものです。視覚障害の有無に関わらず、全ての参加者が互いを尊重し、公正な競争を通じてブラインドラグビーの精神を世界に示します。フィールド内では激しく、フィールド外では友好的に、私たちは一つのチームとして誠実に行動することを誓います。

bottom of page